【症例解説】ミリ単位で印象を変える、タレ目形成


今回は「目の横幅を広げたい」、「離れ目感を改善したい」というご希望に対して、

  • 目頭切開
  • 目尻切開
  • タレ目形成

を組み合わせて行った症例を解説します。

 術後1か月時点での経過をもとに、デザインの考え方や変化のポイントをまとめます。

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今回、解説する症例はこちら

施術内容タレ目形成(グラマラスライン形成)
目尻切開
目頭切開(筋弁法)
副作用/リスク痒み・むくみ・熱感・目の異物感
内出血・腫れ・左右差・傷跡・ドライアイ
逆さまつ毛など
費用942,700円

患者様のお悩み・ご相談内容は?

  • 目と目の距離が少し離れて見える
  • 目尻側を外方向に大きく見せたい

一方で、「極端なタレ目にしたい」というご希望はなく、あくまで自然に横方向へ広げたいというイメージでした。特に目尻については、“下げる”より“外側に広げる”ことを重視されていました。

手術プランとデザインのこだわり

今回行ったのは、

  • 目頭切開
  • 目尻切開
  • タレ目形成(グラマラスライン形成)

の3施術です。

目頭切開(筋弁法)

移動方向:横
移動距離:1.2mm

離れ目感を改善するために、目頭を内側へ寄せるデザインを選択しました。ただし、目頭を広げすぎると涙丘(ピンク色の部分)が過剰に見えてしまい、鋭い印象になることがあります。

そのため今回は、左右とも約1.2mm程度の控えめな移動に留めています。自然さを優先したデザインです。

目尻切開

下向き:2mm

目尻は外側へ広げつつ、わずかに下方向の要素も加えています。
患者様自身は「下げたくない」というご希望でしたが、黒目下の白目をしっかり見せるためには、ある程度下方向への変化も必要になります。そのため、不自然なタレ目感が出ない範囲で調整しています。

タレ目形成

右:0,7,17mm 左:0,7mm
下がりのピーク:7mm
皮膚切除最大:2mm

今回のデザインで重要だったのは、“黒目の下のライン”を下げることでした。特に右目は黒目下の白目が隠れやすい状態だったため、左右で留める部分を変えながら、タレ目感は出し過ぎずに緩やかな下まぶたのカーブをつくっています。

術後の経過

術直後〜1週間

術直後は、後戻りを見越してやや強めに下げた状態になっています。

この時期はタレ目感が強く見えますが、これは完成形ではなく、腫れや組織の戻りを計算したデザインです。 

1週間時点では、

  • 腫れ
  • 傷の赤み
  • 切開部の硬さ

などはまだ残っています。ただ、今回は白目の内出血が少なく、メイクで比較的カバーしやすい経過でした。 

術後1ヶ月

1か月ではかなり自然な印象になっています。
また、目尻だけを単純に下げるのではなく、下まぶた全体に緩やかなカーブを作ったことで丸みのある優しい印象に仕上がっています。 

横目で見た時の変化

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今回の症例で特徴的なのが、横方向を見た時の変化です。
術前は横を向くと黒目が隠れやすい状態でしたが、術後は横目でも黒目下の白目がしっかり見えるようになっています。
また、外側の白目も広く見えるため、正面以上に“目が大きくなった印象”を感じやすい症例でした。 目尻切開+タレ目形成は、正面だけでなく斜め・横顔での見え方にも大きく影響する施術だと言えます。

左右差・逆さまつ毛・機能面について

タップで拡大ができます

術後は左右差も比較的少なく、自然なバランスに仕上がっています。目を細めた際には多少左右差が残っていますが、これは元々の筋肉の使い方による影響も考えられます。 

また、

  • 伏し目時の強い逆さまつげ

なども見られず、機能面でも大きな問題はなく順調な経過でした。 

傷跡について

1か月時点なので、まだ完成形ではありませんが、

  • 傷の赤み
  • つっぱり感

はこれから徐々に改善していきます。

 現時点でも傷は比較的きれいですが、本格的な完成は3か月前後を目安に経過を見ていきます。

まとめ

今回の症例では、

  • 目頭切開で離れ目感を改善
  • 目尻切開で横幅を広げる
  • タレ目形成で黒目の下を見せる

という3方向からアプローチを行いました。

単純に下まぶたを下げるのではなく、「黒目の下をどこまで見せるか」「どのラインでカーブを作るか」を調整することで、自然で丸みのある大きな目元に近づけています。

特に横顔や横目での変化が大きく、正面だけではなく立体的に目を大きく見せたい方にとって参考になる症例だと思います。

dr.kiribuchi

MINI CLINIC

形成外科専門医 桐渕 英人


人生を変える、体験を。

目元整形は、ミリ単位の差で印象が大きく変わる繊細な施術です。
最近は他院で行った目元整形の修正でご相談に来られるケースも増えています。満足のいく仕上がりのためには、手術前の丁寧なデザインのすり合わせと、それを再現する技術が必要です。

当院では、傷跡の綺麗さだけではなく機能性や将来性にも考慮した「最適なデザイン設計」を徹底しています。個人差のある目元の左右差や骨格・筋肉の動きなどを見極め、お一人おひとりの目の形やバランスに合わせたオーダーメイドのデザインをご提案し。「こだわり尽くした技術」であなたの理想を叶えます。

目元でお悩みの方は、ぜひお気軽にカウンセリングへお越しください。