凹みと膨らみを同時に改善する、クマ取り治療


今回は、

  • クマ取り脱脂
  • 脂肪注入

を行った症例を解説します。

目の下の膨らみを取るだけでなく、凹んでいる部分に脂肪を補うことで、クマの改善中顔面の立体感を同時に目指した症例です。今回は術後1週間までの経過をもとに、デザインや治療方針について解説します。

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今回、解説する症例はこちら

施術内容クマ取り脱脂
脂肪注入(目の下〜ゴルゴ)
副作用/リスクむくみ・熱感・膨らみ・凹み・目の違和感・
内出血・腫れ・左右差・小ジワ・色素沈着など
費用592,900円

患者様のお悩み・ご相談内容は?

患者様のお悩みは、目の下のクマでした。

症例写真はクマが分かりやすいよう、あえて影が出やすい条件で撮影しています。そのため普段より強く見えていますが、術前・術後とも同じ条件で比較する予定です。

術前の状態とアセスメント

この症例は「黒クマ」がメイン

クマ治療では、まず何が原因になっているのかを見極めることが重要です。

この症例では、

  • 脂肪の膨らみ
  • 膨らみの下のへこみ
  • 軽度の赤クマ・青クマ

がありましたが、最も目立っていたのは影による黒クマでした。

黒クマは色そのものではなく、膨らみと凹みによってできる影が原因です。そのため、スキンケアやレーザーだけでは改善しにくく、凹凸そのものを整えることが必要です。

手術プランとデザインのこだわり

脱脂だけではなく脂肪注入を選択

今回の症例では、膨らみを取るだけでは十分な改善は得られないと判断しました。

目の下は膨らみだけでなく、その下が凹んでおり、さらに頬の逆三角形の部分も平坦な印象でした。

そこで、

  • クマ取り脱脂で膨らみを改善
  • 脂肪注入で凹みを改善
  • 頬の逆三角形にボリュームを出して立体感を作る

という組み合わせを選択しています。

クマだけを見るのではなく、中顔面全体の立体感まで整えることで、より自然で若々しい印象を目指しました。

涙袋を活かしながら立体感を作る

クマ取り脱脂では、下まぶたの裏側から脂肪を取り除いています。

ただし、必要以上に平らにするのではなく、あえて涙袋の下にわずかな凹みを残すように調整しています。

こうすることで涙袋が自然に強調され、目元にメリハリが生まれます。

さらに脂肪注入は、クマの凹みだけではなく、頬の逆三角形の部分まで広くデザインしています。

この部分に丸みを作ることで光が当たりやすくなり、顔全体が立体的に見えるようになります。

脂肪注入のこだわり

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ハイライトが入る位置まで考える

脂肪は内ももから採取し、必要な部位へ注入しています。

今回意識したのは、単純に凹みを埋めることではありません。

頬の丸みが出る位置を調整し、自然にハイライトが入る位置をデザインすることで、クマの改善だけでなく顔全体の印象まで整えています。

凹んでいる部分だけを埋めようとすると、場所によっては重たい印象になることもあるため、周囲とのバランスを見ながら注入量を調整しています。

術後の経過

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ダウンタイム

術直後は腫れの影響で、まだ膨らみが残っているように見える部分もあります。

また、一時的にタレ目形成をしたように見えることがありますが、これは腫れによる変化であり、時間とともに落ち着いてきます。

脂肪注入を行った針穴にはテープを貼っていますが、これは傷をきれいに治すための処置です。

影が改善し、目元が明るい印象に

術後1週間では、目の下の膨らみが改善し、黒クマの原因となっていた影もかなり少なくなっています。

脂肪注入によって凹みが改善したことで、赤クマや青クマも以前ほど目立たなくなりました。

また、涙袋の下に適度な凹みを残したことで、涙袋も自然に強調されています。

一方で、この時期はまだ腫れや軽い内出血が残っています。

そのため、この時点で仕上がりを判断するのではなく、今後の経過を見ながら評価することが大切です。

術後の経過

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遠くから見ると印象の変化が分かりやすい

この症例では、アップで見るよりも少し離れた距離から見たほうが変化が分かりやすい印象です。

目の下の影が少なくなることで、疲れた印象が改善し、目元全体が明るく見えるようになっています。

横顔でも凹凸はなだらかになり、左右差も少ない仕上がりになっています。

また、上を向くとクマは目立ちやすくなりますが、術後1週間の時点でも大きな膨らみは認めていません。

まだ腫れが残る時期であることを考えると、良好な経過だと考えています。

定着後の考え方

足りなければ追加注入という選択肢も

脂肪注入は、腫れが落ち着いて定着すると、ボリュームが少し減ったように感じることがあります。

そのため当院では、採取した脂肪を冷凍保存しています。

もし完成後に「もう少しボリュームが欲しい」と判断した場合は、保存してある脂肪を追加注入することで、さらに仕上がりを調整することが可能です。

脂肪は一度に入れすぎるよりも、必要に応じて調整していくほうが自然な仕上がりにつながると考えています。

クマ治療はどう選ぶ?

症状によって治療法は変わる

クマ治療は、すべての方に同じ施術が適しているわけではありません。

例えば、

  • 膨らみだけが原因ならクマ取り脱脂
  • 膨らみと凹みがある場合はクマ取り脱脂+脂肪注入
  • 上まぶたのくぼみが強い場合は裏ハムラ
  • 皮膚のたるみが強い場合は切開ハムラ

というように、症状によって選択肢は変わります。

特に上まぶたのくぼみが強い方に脱脂だけを行うと、さらにくぼみが目立ち、老けた印象になってしまうことがあります

そのため、クマだけを見るのではなく、目元全体のバランスを評価したうえで治療法を選ぶことが大切です。

まとめ

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今回の症例では、クマ取り脱脂と脂肪注入を組み合わせることで、

目の下の膨らみだけでなく、

  • 凹み
  • 黒クマの影
  • 中顔面の立体感

まで含めて改善を目指しました。

クマ治療では、単純に膨らみを取れば終わりというわけではありません。

凹みや顔全体のバランスまで考えて治療を組み立てることで、目元だけでなく顔全体の印象も自然に若々しく見せることができます。

今回はまだ1週間の経過の症例でしたが、この本記事が今後手術を受ける方にとって少しでも参考になれば幸いです。

dr.kiribuchi

MINI CLINIC

形成外科専門医 桐渕 英人


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目元整形は、ミリ単位の差で印象が大きく変わる繊細な施術です。
最近は他院で行った目元整形の修正でご相談に来られるケースも増えています。満足のいく仕上がりのためには、手術前の丁寧なデザインのすり合わせと、それを再現する技術が必要です。

当院では、傷跡の綺麗さだけではなく機能性や将来性にも考慮した「最適なデザイン設計」を徹底しています。個人差のある目元の左右差や骨格・筋肉の動きなどを見極め、お一人おひとりの目の形やバランスに合わせたオーダーメイドのデザインをご提案し。「こだわり尽くした技術」であなたの理想を叶えます。

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